お客様からの電話を、待機か空車の状態にある車両のスマホアプリに自動で転送するサービスになります。配車係がいなくても、ドライバーがお客様からの電話を直接受け営業を行うことができるので、職場の生産性向上にお役立ていただけます。

サービスの内容

電話転送サービスを開始するために、お客様よりかかってきた電話を弊社より提供します電話番号（050局番）に転送するように、NTTボイスワープなどの固定電話転送サービスにて設定をしていただきます。
その設定後、電話をかけられたお客様には自動音声ガイダンスが流れるようになります。

「ありがとうございます。○○タクシーです。お迎えに上がりますドライバーを確認します。電話を切らずにそのままお待ち下さい。」

　備考）「◯◯タクシー」のところは読み上げたい名称を設定できます

その間、以下のルールにて転送可能な車両を探し、見つかった車両のスマホアプリに通知します。

　　ルール１　待機中の車両（待機の早い順）

　　ルール２　基準地点に近い空車の車両（基準地点に近い順で、待機場所を基準地点とすることができます）

ドライバーによるスマホアプリの操作はとても簡単です。

  1. お客様から電話が入るので、通話ボタンをタップします。お客様とつながったら、迎車先と目的地をお聞きします。
    （お客様情報をシステムに登録することで、CTI機能によりお客様名とその登録地点をアプリに表示できマップナビできます）

  1. 迎車先が確認できたら、スマホアプリの「お迎えにあがる」ボタンをタップして、おおよその運転時間（お客様の乗車から降車そして待機に戻るまで）を設定し迎車先に向かいます。

　　　

  1. 迎車先に着いたら「到着」をタップし、お客様が乗車したら目的地をタップし車を発進させます。
    （「地図で見る」をタップするとマップナビできます。また、迎車先でお客様が見つからないなど、お客様に電話連絡する必要がある場合に「電話する」をタップします）

　　　

  1. 目的地に到着しお客様が降車されたら、「空車」をタップします。

　　　

  1. 待機場所に戻ったら「待機に入る」をタップします。

車両が出払っている場合

  1. お客様から電話がかかり転送可能な車両がいない場合、車両が全て出払っている旨、お客様に音声ガイダンスを流します。

「現在車両が出払っておりすぐに配車できません。（１０分ほどで戻ってきます。）*　 空車になり次第ドライバーよりご連絡します。よろしいでしょうか？　はいの場合は１を押してください。」

　備考）割当可能な車両に待機までの予想時間が出ている場合にその時間がアナウンスされます。ない場合は「お待ちいただく時間がわからないのですが。。」とアナウンスされます。

  1. お客様が電話機で「１」を押すとタクシー依頼がシステムに保存されます。その後、車両が空車になるとそのスマホアプリに依頼が通知されます。
  1. 通知を受けたドライバーアプリにて、お客様に電話をかけて迎車先と目的地を確認し運転を開始します。

お客様がキャンセルしたい場合

  • 申し込んだタクシー依頼があり、車両が既に割り当てられている場合には以下の音声ガイダンスを流します。

「お掛けになったお電話にてお受けしておりますタクシーの依頼がございます。その依頼をキャンセルする場合は1をドライバーと話をする場合は2を押して下さい」

  • 　１を押すことで、タクシー依頼をキャンセルします。キャンセルとなった依頼を割り当てられていた車両の状態は「空車」となります。
  • 　２を押すことで、そのタクシー依頼が割り当てられている車両にあるスマホアプリを通してドライバーと通話できます。
  • 申し込んだタクシー依頼があり、車両がまだ割り当てられていない場合には以下の音声ガイダンスを流します。

「お掛けになったお電話にてお受けしておりますタクシーの依頼は、１０分後 * に配車できる予定です。その依頼をキャンセルする場合は1を押して下さい」

　備考）割当可能な車両に待機までの予想時間が出ている場合にその時間がアナウンスされます。ない場合は「お掛けになったお電話にてお受けしておりますタクシーの依頼がございます。」とアナウンスされます。

  • 　１を押すことで、タクシー依頼をキャンセルします。キャンセルとなった依頼を割り当てられていた車両の状態は「空車」となります。

その他の便利な機能

  • 追加でメッセージを流せます

お客様に流れる標準の自動音声ガイダンスに追加でメッセージを流すことができます。例えば、予約を受け付ける時間をアナウンスし、その時間に電話をうながすことができます。

「ありがとうございます。○○タクシーです。お迎えに上がりますドライバーを確認します。電話を切らずにそのままお待ち下さい。」

「また、ご予約をされたいかたは、明日再度お電話ください。」

  • タクシー呼び出し電話に対応します

スーパーや病院などに備え付けたタクシー呼び出し電話の電話番号をシステムに登録できます。登録後その電話番号からの電話が入り、車両が出払っている場合には、以下の音声ガイダンスを流して依頼を残さないようにします。（折り返し先が特定できないため）

「ありがとうございます。○○タクシーです。誠に申し訳ございませんが、現在車両が出払っておりすぐに配車できません。 後ほど再度ご連絡ください。 よろしくお願いいたします。」

電話転送サービスの管理画面について

  • 電話転送サービスに必要な設定は、パソコンのブラウザで配車システムのダッシュボードを開きそこにある管理画面で行います。
  • 電話転送サービスの開始と終了は、ダッシュボードの管理画面にあるスイッチで行います。また、開始・終了を自動化する時限設定を行うことができます。
    （但し、NTTボイスワープによる転送設定はできませんので、NTTの142番に電話して手動にて切替えてください。）
  • ダッシュボードにおいて、電話転送サービスにおける着信履歴（着信時刻、電話番号、お客様名）と配車履歴（お客様名、車両番号、乗車時刻と地点、降車時刻と地点）を確認できます。

料金について

料金に関してはメールにてお問い合わせください。その際、会社名・お名前・メールアドレスをお知らせください。

Q & A

お客様からの電話について

お客様からの電話はどのように転送しますか？

NTTボイスワープなどの固定電話転送サービスにて、タクシー会社の固定電話にかかってきたお客様の電話を本電話転送サービスが提供します050局番の電話番号に転送する必要があります。NTTボイスワープに関しては、NTT東日本かNTT西日本の担当部署にお問い合わせください。また、この転送にて転送料金が通信会社へ別途発生しますのでご注意ください。

お客様からの電話が途中で切れた場合どうなりますか？

ドライバーアプリで受電して途中で切れた場合、再度お客様からの電話を待つか、またはアプリに受電履歴（転送電話一覧）が残りますのでそこから「電話をかける」ボタンをタップしてそのお客様に電話をかけることができます。

お客様からの電話が同時に複数かかってきたらどうなりますか？

複数同時に受電でき、待機中の車両、空車で配車圏内の車両に順番に転送します。

お客様へ待ち時間を伝えられますか？

自動音声ガイダンスにて待ち時間を伝えます。

お客様から電話を受けた時点でタクシーが迎車の状態である場合、ドライバーがタップした待ち時間（15分, 30分など）の残り時間を待ち時間として「◯◯分で戻ってきます。。。。」とアナウンスします。

お客様からの電話を受けた時点でタクシーが実車か空車の状態である場合、その車両が基準地点まで戻ってくる時間が計算できていてそれが30分未満であればそれを待ち時間としてお客様に「◯◯分で戻ってきます。。。」とアナウンスします。それが30分以上であれば「お待ちいただく時間がわからないんですが。。。」というアナウンスになります。

タクシー車両について

タクシー車両には何が必要ですか？

車両にスマートフォン（Androidのスマホでバージョンが 9以上）を使います。また、そのスマホにてインターネットに接続できるように通信用SIMを必要とします。そのスマホで動作するドライバーアプリを弊社より提供します。（弊社よりスマホをレンタルすることもできます）

電話転送サービスで、タクシー車両は何台までサポートできますか？

台数（ドライバーアプリの数）は現在同時使用3台以内での使用を想定しています。タクシー依頼が少ない夜間などの時間帯が最適です。

ドライバーアプリについて

スマホの操作は誰でもできますか？

スマホのドライバーアプリの操作はとても簡単で、電話を受ける、電話をかける、到着などの大きなボタンをタップするだけですので、数回練習をすれば誰でも使えるようになります。

お客様の電話番号はアプリに表示されますか？

お客様の電話番号はアプリに表示されません。その代わりお客様名（配車システムに顧客登録されている場合）が表示されます。顧客登録されていない場合は「未登録のお客様」と表示されます。

お客様との通話は、スマホにある電話アプリを使いますか？

お客様との通話は弊社が提供するドライバーアプリにて行います。電話アプリは使いませんので通信事業者への通話料は発生しません。

お客様からの電話を予約依頼として受けることはできますか？

お客様からの電話を未来に配車する予約依頼としてアプリにてシステムに登録することは、現在できません。

電話のタクシー車両への転送方法について

お客様からの電話はどの様にタクシー車両へ転送されますか？

待機の状態に早くなったドライバーアプリのあるタクシー車両順に転送され、待機がいない場合は、空車の状態で基準地点から近い順に転送されます。また、基準地点からの距離を半径とした配車圏内の設定ができ、配車圏外の空車車両には転送されません。

お客様からの電話にドライバーアプリで出なかったらどうなりますか？

お客様からの電話が転送されるとドライバーアプリに通知が入ります。そこで終話ボタンをタップするか、30秒間その通知に応答しないと、次の転送可能なドライバーアプリに転送します。

お客様が電話転送にて残したタクシー依頼の配車はどうなりますか？

お客様がタクシー依頼を電話転送で残されたのであれば、その時点で待機も配車可能な空車車両もいない状態になります。その後、配車圏内に空車が入ってきたらその車両のドライバーアプリにそのタクシー依頼が自動配車されます。

待機場所はいくつサポートできますか？

電話転送サービスを使う場合は、１つの指定された待機場所にいる待機車両へ電話転送を行います。

電話転送サービスのできない対応

電話転送サービスで対応できないことは何かありますか？

未来時刻に配車するための予約をアプリで受けることが今のところできません。
また、2台口など複数の車両を受けることもできません。
その様な状況での対応を事前に決めておくことをお薦めしています。例えば、予約の電話には、配車して欲しい時刻に再度電話していただくように伝えるようにするとか、2台口の依頼には、2台目のために再度電話していただくように伝えるなど。

導入のために必要なもの

電話転送サービスを利用するために何が必要でしょうか？

インターネットに接続できるパソコン（Google Chromeブラウザを使用します）とタクシー車両にスマホ（Android 9以上）が必要です。

お試しについて

電話転送サービスを利用開始する前に、お試しはできますか？

弊社へメール（localtaxi@ka-sv.com）にてお問い合わせください。

1ヶ月間の無料お試しをご利用いただけます。
弊社までご連絡下さい。
ティーメイト株式会社
電話：0996-52-3511
Email: localtaxi@ka-sv.com